不妊症は病気なの?
『不妊症』という言葉を耳にしますが、症状であり病気とは考えられていません。
『不妊』とは妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、一定期間妊娠しないものをいいます。
Q:『不妊』と定義される期間はどれくらいでしょうか?
A:「1年というのが一般的である」と日本産科婦人科学会では定義しているようです。
当院に来られる方々はどの位の期間で『不妊』と気づき始めどの様な経過を経て今に至るのかお聞きしています。
早い方は半年経たずに不安と焦りから産婦人科を受診されています。
中には自然に任せて気負わずに生活を楽しんでいたものの3年が経ち、初めて検査される方も居られます。
更に先の事を考えて、結婚前に検査を受ける方も増えているようです。
不安を感じたら一度検査されることも大切なこと。
意外と自分のカラダがどのような状態なのかは分からないものです。
検査した結果、何も問題なければ精神的にも安定することでしょう。
但し、検査結果が全てではなく検査では分からない事の方が多いことも知っておいてください。
又、妊娠が成立しない原因は人によって異なります。
女性だけが原因になるわけでなく、半分は男性にもあると知っている男性は少ないのが残念です。
もう一つ、妊娠を望むなら早い方が良いと耳にしますが何故でしょう?
女性は生まれた時には『卵胞』と言われる卵子を育てる為の袋を100~200万個の卵子の元である卵母細胞を持っています。
10代で30万個、20代で10万個、30代で2~3万個ほどになっています。
若い頃には1日に30個ほどのペースで減り、卵巣の中の卵子が1000個ほどになると月経の周期が成立せず閉経となります。
その期間、卵子を新しくつくることは無く年齢を重ねるほど減っていく一方なのです。
では男性はどうでしょうか?
男性は日々新しい精子を作り出しています。
女性の卵子とは異なり、精子は日々分裂して増えています。
精子の寿命は3日~1週間ほどと言われています。
※卵子も精子も時間と共に老化していくと言われています。
卵子は35歳~徐々に老化が進むと言われています。
精子は年齢と共に排出される精子数は少なくなり、徐々に運動機能が低下していくと言われています。
若いうちに妊娠を望むことが妊娠~出産への確立を上げることに直結している事は確かです。
しかし人生は人それぞれ違うもので、若い時期に望むものは人それぞれ異なります。
そこで、今からでも年齢と共にカラダ自身を元気で健康的な状態に変えられる方法があるのであれば、とても助けになると思いませんか?
日々の生活習慣から変化を生む方法や医療機関では時間が限られる為にサポートできない部分まで、当院ではあなたのカラダに必要なサポートを準備してお待ちしております。
妊娠を望まれる方が産後もお子さんと共に幸せに生活できることを第一に考えた『こうのとり整体』があなたの生活に欠かせないものとなれば幸いです。
仕事を続けながらも無理のない不妊治療をサポートしております。
道に迷った時には1度相談されると安心です。
その後どの様にしたいかを考えて進んで頂ければよいのですから。
様々な方法を知っておくのと知らないままでは大きく差が出てきますからね。