妊娠の成立にはホルモンだけでなく「免疫のバランス」が重要に!
まずは、このテーマを語るうえで欠かせない人物をご紹介します。
安保徹先生(あぼ とおる)は、免疫学や自然治癒力の研究を通じて「体のバランス」や「自律神経の働き」に注目してきた日本の学者・治療家です。
当院で妊娠力について学んで頂く内容のひとつに安保先生の考え方が論文や著書に書かれており非常に分かりやすく、自然に理解できることと思います。
- 「自律神経と免疫」
- 「緊張と脱力」
- 「白血球の動態変化」
安保先生は、私たちの身体に本来備わっている“整える力”を引き出すことの大切さを伝えてきました。
この理論をベースに、白血球やリンパ球の働きが 感染症だけでなく、不妊とも深く関係する という視点を、今日は分かりやすくご紹介していきます。
(※「先生の論文」とは、学術誌に限定したものではなく、著書や講演での研究成果・実践的理論も含めた引用です)
💡免疫と妊娠 — 白血球・リンパ球がカギになる理由
妊娠の成立にはホルモンだけでなく「免疫のバランス」も関わります。
特に、阿保先生が重視したのが 顆粒球とリンパ球の関係 です。
🔹顆粒球(攻撃役)
細菌やウイルスなどの異物を攻撃し、炎症を起こす力が強い。
🔹リンパ球(調整役)
免疫のバランスを保ち、過剰な反応を抑えたり「共存」をサポートする。

妊娠初期の受精卵は、母体にとって“少し異なる存在”でもあります。
顆粒球が優位すぎると「異物」とみなされ攻撃されやすく、着床が難しくなることも。
一方で、リンパ球がしっかり働けば、受精卵を“拒絶しない環境”が整いやすいのです。
📚論文的な裏づけ
「理論だけではちょっと信じにくい…」という方のために。
実際に、免疫と妊娠の関係は医学研究でも報告されています。
- 子宮内膜の免疫環境(ナチュラルキラー細胞の活性やサイトカインのバランス)が着床率に影響する
- 調整性T細胞(Treg細胞)が、母体と胚の“共存”を促す
- ストレスホルモン(コルチゾールなど)がリンパ球を抑制し、妊娠環境を悪化させる
これらはすべて、阿保先生の理論と一致しています。
つまり、「交感神経と免疫のバランスが妊娠力を左右する」 ということです。
⚡過緊張が免疫を乱すプロセス
ストレスや緊張が続くと、体の中ではこんなことが起きます。
- 交感神経優位 → 顆粒球が増加
- リンパ球の働きが低下 → 調整力が落ちる
- 子宮血流が悪化 → 着床に必要な環境が乱れる
つまり 「緊張が続くと、免疫バランスも子宮環境も悪くなる」 ということです。
🌿実践できる4つのステップ
では、どう整えていけばよいのでしょうか?
すぐに始められる4つのステップをご紹介します。
① 自律神経を整える習慣
- ゆっくり吐く深呼吸(4秒吸って、8秒で吐く)
- 軽いストレッチやヨガ
- アイソメトリック運動(軽く力を入れて脱力する)
👉 副交感神経が働き、リンパ球が元気になります。
② 血流と冷え対策
- 腹巻きやカイロでお腹・腰を温める
- 足湯や半身浴でリラックス
- 軽いマッサージでこりをほぐす
👉 子宮・卵巣へ酸素と栄養が届きやすくなります。
③ 栄養・睡眠・休息の見直し
- ビタミンC・E、良質なたんぱく質を意識
- 規則正しい睡眠リズム
- 寝る前はスマホやテレビを控えて心を休める
👉 免疫が安定し、白血球バランスが整いやすく。
④ 無痛整体で“ゆるみ”を取り戻す
強い刺激ではなく、やさしいタッチで筋肉と神経を緩める無痛整体。
- 緊張を解き、副交感神経を優位に
- リンパ球が働きやすい体に
- 血流改善で子宮・卵巣の環境サポート
👉 継続的に受けることで、体に「ゆるむ力」が育ちます。
🌸読者へのメッセージ
妊娠力は「がんばる力」だけでなく、“ゆるめる力・整える力” がカギです。
もしあなたが…
- 病院で「原因不明」と言われた
- 検査は正常なのに妊娠しづらい
- 体や心がいつも張りつめている
そんなときは、今日からこの4ステップを少しずつ始めてみてください。
💖 深呼吸・リラックス
💖 血流ケアと温め
💖 睡眠・栄養の見直し
💖 無痛整体でやさしく脱力
それは、あなたの体の奥で新しい命を育てる準備になります。
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