「生理が１年以上来ていません」Eさん(大垣市)①
リーティ院長現在の症状と過去の経緯
リーティ公式ラインからご予約のEさん
ご予約時の症状欄：生理不順
来院されて問診表に記入頂いた内容を確認すると、カラダの上から順に
- 頭痛、首の痛み、肩の痛み
- 腰痛、股関節痛
- 冷え
と複数の症状があります。
その中でも今最も心配な症状をお聞きすると、Eさんは「生理が１年以上来ていないです・・・」
過去の経緯をお聞きすると学生時代から生理不順があり、２〜３ヶ月に１度でしたが段々と間隔が開くようになり現在に至るそうです。
生理不順以外の症状に関しても最近起こったわけではなく、学生時代から続いているものばかりでした。
結婚して１年になる今、夫婦でも子供のことについて話す機会が増え、医療機関ので検査を受けられたそうです。
しかし検査結果に大きな異常は無く安心した気持ちと「何がいけないんだろう？」と不安が、このまま医療での治療を始める前に自然に排卵するように体質改善をしたいと考えて、インターネットで色々と調べ、女性の不調専門のこの治療院に行ってみようと考えた事を話していただきました。
検査
先ずは立った状態で検査を行います。
この時点で既に左肩が異常に上がっていました。
ご自身でも気付いていた様ですが、歪み比較用に撮影した画像を確認してもらうと「すごく上がっていますね」と想像の上を行く歪みに驚いていました。
背中を反る動きでは腰が痛くてほとんど反れません。
この状態では育児中の負担が大きすぎて絶えられる状態ではありません。
仰向けで寝た状態で検査すると骨盤から下が無意識に緊張しており、脚を伸ばしたまま踵から私が持ち上げた状態から手を話してもガチガチなままで降りてきません。
Eさん、力を抜いて良いですよ！とお伝えしても上手く抜けず苦労されていました。
Eさんも「私のカラダなのにどうしたらいいのか分からないんです。」と上手く力が抜けないという事実を初めて気づいて頂けました。
更に股関節も緊張が強くスグには緩まないご様子でした。
施術内容を提案
今のEさんの状態から全身の筋肉の緊張を取り除く施術を最初に行い、その時点でどこの痛みが無くなってきているかを確認します。
その後、どの痛みを先に取るか順番を決めて行く事を提案しました。
Eさん自身にも変化を確認してもらいながら、何故その施術をするのかを説明し、ご理解頂いた上で施術を進めていきます。
施術開始
先ずは全身の筋肉を緩めるための施術、指撫法、捻転法などの痛みの出ない優しい施術でカラダを安心させて筋肉を緩ませていきます。
１５分ほどで第１段階の全身にかけて施術が終わりました。
この時点で骨盤から下の歪みが半分ほどに減っています。
Eさんにもズレ具合を確認してもらうと、最初の状態から変化していることが見て分かる程でしたね。
しかし骨盤、股関節の歪みは入ったままです。
寝たままで腰を反ってもらうと痛みは７割残っています。
そこで筋肉の動きを調整します。
１分ほど行い、再度確認してもらいます。
Eさん「えぇ〜痛くないです。」と驚きの表情でしたね。
筋肉の異常な緊張を緩めて動きのタイミングや量を調整するとここまで変化するのだとご理解して頂けた様で、
Eさんは、「股関節痛も同じですか？」と質問されましたが、原因は様々で施術して変化を確認してみましょう！とお伝えしました。
次は股関節です。
股関節は非常に緊張が強く入っているため、徐々に緊張を取り除く施術を繰り返して行きます。
すると、あれほどガチガチに固まっていた股関節が徐々に動く様になってきます。
１０分ほど行うと、仰向けで膝を立てた状態から膝を外に倒す動きが３０度辺りまで力を抜いて動かせるように変化してきました。
本日はここまで進みました。
Eさん自身、長年かけて痛めているため、スグに変化が出るとは思っていなかったご様子でしたが寝返りや立ち上がり時に、「軽くなってます！なんで？」と動きやすくなっていることに嬉しそうな表情をしていましたね。
この時点ではまだまだ全体の１割程しか変化していませんが、大きな変化だったご様子です。
施術後の確認とアドバイス
今日の施術はここまでにしましたが、２時間ほどは負荷をかけ過ぎないようにお伝えしました。
長年の異常が１割無くなるだけで、これほどまで軽くなると今後の変化に希望が見えてきます。
立った状態で背中を反っても痛くない状態まで変化した今、維持して頂けくためのセルフケアをお伝えしました。
詳しく知りたい方はいつでも聞いてくださいね。
ここまで筋肉が緊張していると生理不順になるのも無理はありません。
生理不順がある方は、骨盤、股関節の筋肉を意識して運動してみてくださいね。
痛みがある場合は無理せず痛みを取り除いてから行うのが重要です。悪化させてはいけませんからね。
