「産後1ヶ月 ぎっくり腰で何もできません」Yさん(大垣市)①

(大垣市 30代主婦)Yさんからのご相談です。

現在の症状と過去の経緯

症状:ぎっくり腰

Yさんにお聞きすると『産後すぐに腰痛が酷くなり3週間前に突然立てなくなりました。』

『これがぎっくり腰なのかも分からず整形外科を受診したのですが全く良くならず動けない状態からどうにか動ける様にとネットで検索してリーティさんでの施術方法なら安心して受けられそうだと思い予約しました。』

来院されて問診表に記入頂いた内容を確認すると、カラダの上から順に

  • 背中の痛み
  • 腰痛
  • 股関節痛
  • 足首の張り

と複数の症状があります。

その中でも今最もつらい症状は「どの姿勢をしても痛くてつらい」

来院された際には激痛で1m進むのにもとても時間がかかるご様子でした。

腰の痛み

お話を聞いていくと妊娠中から腰痛があり、いくつかの治療院にも相談して施術を受けたけれど良くならなかったそうです。

検査

来院時の状態から、移動する、姿勢を変える事が非常に困難であるため最初から施術ベットに座って頂き、無理に動かなくて良いようにそのままの姿勢で筋肉の状態を検査しました。

腰痛に関してはピンポイントでの痛みがどこにあるのかYさんご自身でも分からない位に腰全体に痛みが走ります。

背中から腰にかけて左側の筋肉が異常に緊張しており、一部コブの様に盛り上がって固まっています。

下肢を調べてみると同じく左側の筋肉が異常なほど緊張しており、軽く触れるだけでも痛みが走ります。

施術開始

座ったままの状態で施術をしていくのですが、下肢の触れるだけで痛みが走る箇所(A部)には負荷を掛けてはいけません。

A部から離れた所からA部に向けて筋肉を緩める施術を行います。

5分程行った後、徐々にA部に近い所へ触れて痛み具合を確認していきます。

先程まで痛かったA部はどうですか?とYさんに聞くと『もう痛くないです。ここに触れていないのに緩むのですか?』と不思議そうな顔をしていました。

その後、A部に対して優しく触れながら指〇法で更に緩めていきます。

すると、脚を左右に揺らす動作が痛みなく動かせる様になってきました。

次は腰から背中の筋肉に対して施術していきます。

座ったままの姿勢で脚をゆっくり揺らしながら腰背部の筋肉を緩める施術を行い徐々に股関節の可動範囲を広げていきます。

この時点でYさんの足に力が入りやすくなった為、上半身を支えやすくなり腰背部への負担も減ってきましたね。

Yさんのお顔にも笑顔が現れて少しほっとしたご様子です。

引き続き腰背部への施術を10分ほど行った後、Yさんゆっくり前屈をしてみましょう!

恐々と前屈をするYさん、すると45度ほど倒れた所で腰に痛みが出ます。

痛みが出る手前まで戻って貰いM〇を使い3分ほど部分的に集中して緩めます。

再度前屈してもらうと、Yさんは『あぁ~痛くないです』と嬉しい笑顔に。

では前屈から起き上がってみましょう!するとまた痛みが出ます。

起き上がる際に腰部に対して〇定法を行ったまま起き上がると痛みは無くなりました。

これは腰部にある筋繊維の一部が正常に纏まっておらず、バラけたままになっていたことが原因だったとすぐに施術で判断できましたね。

再度前屈を行い起き上がる際にも痛みは出ませんでした。良かったです。

最後に立ち上がる動作痛を確認します。

Yさんも不安な表情でしたが『少し痛いですけど楽に立ち上がれました!!!』これが一番の笑顔でしたね。

今日の施術はここまでとして、明日の予約をお取りして終了しました。

注意事項とお家で出来るセルフケア方法、痛みがある時のカラダの使い方などを練習し明日に備えます。

Yさんに痛みのレベルを10段階で確認すると、『10あった痛みは半分以下です、もっと早く来ておけばよかった。』と安心したお顔で私も嬉しい限りです。

しかし、明日の施術までにどれくらい維持できるか、又は悪化しているのかをまたお聞きします。

カラダの変化についての詳細をメモに取っておくと忘れずに済みますので安心です。スマホのメモアプリに音声入力が便利です。

『朝、目が覚めた時点で○○が痛いが、動き始めると10分ほどで痛みが無くなった』等、次回の施術に生かす大切な情報になります。

続きは、近日書く予定ですので気になる方はチェックしてみて下さい。

続き②はコチラ

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