【驚愕の事実】身体を動かさないと筋肉は本当に固くなるのか?治療家が科学的に解説!
はじめに:その“カラダの硬さ”、本当に年齢のせい?
「年齢とともに身体が固くなった気がする…」
「デスクワークで動かないから筋肉がガチガチに…」

こんな悩みをお持ちではないですか?
実はそれ、ただの「気のせい」ではありません。
しかし、原因は**“筋肉自体”ではなく、“ある意外な変化”**にあるかもしれないのです。
この記事では、
整体のプロである治療家の視点から
「動かさないことで筋肉は本当に固くなるのか?」を
最新の研究論文も交えて徹底解説していきます。
結論:筋肉は「使わなければ硬くなる」は“半分ウソ”
「動かさない=筋肉が固くなる」
この考え、実は半分は正しく、半分は間違いです。
✅ なぜなら、筋肉は“ゴム”のような性質を持つから
筋肉の柔軟性は、主に以下の3つで決まります。
- 筋肉そのものの粘弾性
- 筋膜や腱の柔軟性(結合組織)
- 神経のコントロール(脳が動きを制限する)
つまり、「筋肉を動かさない」ことで変化するのは、
筋肉そのものではなく、筋膜や神経の反応なんです。
研究で判明:たった1週間で筋肉は「機能的に」硬くなる
アメリカ・ノースカロライナ大学の研究(Smith et al., 2018)では、
被験者が1週間ベッドで安静にしただけで筋肉の伸展性が有意に低下したことが報告されています。
☑ 筋線維そのものの構造変化はわずか
☑ しかし、関節可動域は大幅に減少
☑ 神経の“防御反応”が関与している可能性大
これは、筋肉の硬さの正体が「筋肉の構造変化」ではなく
脳・神経が“危険”と判断して動きを止めていることを示唆しています。
意外な真実:高齢者の筋肉は柔らかい?
カナダの研究機関による調査(Voglar & Sarabon, 2014)では、
高齢者と若年者の筋肉そのものの硬さに有意差はなかったことが明らかになっています。
つまり、高齢者が「固く感じる」のは…
- 動かす機会が減る
- 神経系の反応が鈍くなる
- 筋膜や腱が拘縮する
これら**“動かさないことによる間接的な変化”**が原因なのです。
治療家の結論:動かさないと「筋肉の周辺」が固くなる
実際の臨床現場でも、
- 筋肉を押しても柔らかいのに動きが悪い
- 筋膜リリース後に急に可動域が広がる
- 軽い運動で柔軟性が戻る
というケースは頻発します。
これは、筋肉そのものよりも
“周辺組織”や“神経の誤作動”が硬さの主因である証拠です。
じゃあどうすればいいの?|簡単セルフ対策3選
✅ 1. 朝の5分ストレッチ
神経系をリセットし、筋膜の動きを改善します。
✅ 2. デスクワーク中の肩甲骨体操
30分に1回、肩を後ろに5回まわすだけでも可動域が保たれます。
✅ 3. 寝る前の深呼吸と股関節ストレッチ
副交感神経を優位にし、筋の緊張を解きます。
まとめ:筋肉の“硬さ”は、動かさないことより「感じ方と連動組織」が原因!
✅ 筋肉は動かさなくても急に硬くならない
✅ 本当の原因は筋膜・腱・神経系の変化
✅ 適度な運動とストレッチで予防可能
「最近体が固くなったかも…」と感じている方、
それは筋肉の劣化ではなく“使わなさすぎ”が原因かもしれません。
次の画像のように深呼吸をしながら腕を上げるだけでも、指、手首、腕、肩、胸、背中腰、股関節、大腿部
挙げ出したらキリがない程、この動きだけでもたくさんの筋肉や神経に良い刺激になるんですよ。

もう“その場しのぎ”で終わらせないために
「これまで、マッサージや様々な整体施術を受けても良くならなかった…」
そう感じていた方は、きっと“本当の原因”にアプローチできていなかっただけなのかもしれません。
今回お伝えしたように、筋肉の硬さの正体は、単なる筋肉の問題ではなく、
**“神経”や“筋膜”、そして“動かさないことによる誤作動”**が深く関係しています。
つまり――
どれだけ揉んでも、押しても、根本的に良くならなかったのは当然だったのです。
だからこそ、あなたにはぜひ、
この**身体の仕組みに正しく向き合える“本物の治療家”**に出会ってほしい。
あなたの身体は、もっと楽に、もっと自由に動けるはずです。
それを取り戻すきっかけが、今日ここで見つかったのなら――
私たち治療家にとって、これ以上の喜びはありません。

\あなたの筋肉、実は柔らかいかも?/
当院では「痛くない無痛整体」で、
筋肉や筋膜・神経のバランスを整える施術を行っています。
気になる方は、ぜひ一度ご相談ください!
