【必見】不妊解消のカギはグルテン？小麦粉と妊娠の意外な関係
リーティ院長小麦粉が妊娠を阻害する？グルテンと不妊症の意外な関係について
不妊症に悩む方が多い昨今、検査をしても原因がはっきりとせず、モヤモヤしていませんか？
ストレスや生活習慣、ホルモンバランスなどが影響すると言われていますが、実は食べ物にも大きな関係があるのです。
特に、小麦粉に含まれるグルテンというタンパク質が不妊症の一因になっている可能性があります。
この記事では、グルテンと不妊症の意外な関係について解説します。
グルテンがどのように妊娠に影響するのか、グルテンを避けることでどのような効果が期待できるのか、グルテンフリーの食事のコツや注意点などを紹介します。グルテンと不妊症の関係を知って、妊娠力を高める食生活を始めてみましょう。
グルテンが不妊症に？血糖値の急上昇やインスリン抵抗性、多嚢胞性卵巣症候群への影響とは？
グルテンとは、小麦や大麦などの穀物に含まれるタンパク質の一種です。グルテンはパンやパスタなどの食品に弾力や粘りを与える役割を果たしていますが、一部の人にとっては健康に悪影響を及ぼす可能性があります。特に、不妊症に悩む女性にとっては、グルテンを摂取することで妊娠のチャンスを減らすリスクがあるという研究結果があります。
血糖値の急上昇
グルテンが不妊症に関係するメカニズムの一つは、血糖値の急上昇です。グルテンを含む食品は消化されやすく、血糖値を急激に上げる傾向があります。血糖値が高くなると、インスリンというホルモンが分泌されますが、インスリンは卵巣の働きに影響を与えます。インスリンが過剰に分泌されると、卵巣から男性ホルモンが多く出るようになり、排卵障害や月経不順などの不妊の原因となります。
インスリン抵抗性と多嚢胞性卵巣症候群
インスリン過剰はインスリン抵抗性という状態を引き起こすこともあります。インスリン抵抗性とは、インスリンの働きが低下し、血糖値を下げることができなくなることです。インスリン抵抗性は、多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）という不妊の原因となる病気と密接に関係しています。PCOSでは、卵巣に多数の小さな嚢胞ができてしまい、排卵が正常に行われなくなります。PCOSの女性の約70％はインスリン抵抗性を持っていると言われています。
グルテンを摂取することで血糖値やインスリンのバランスが乱れることは、不妊症だけでなく、妊娠中や出産後の健康にも影響します。高血糖やインスリン抵抗性は、流産や早産、子宮内発育遅延などの合併症や、子供の将来の健康問題につながる可能性があります。
以上のように、グルテンは不妊症に影響を与える可能性がある食品成分です。もちろん、グルテンが不妊症の唯一の原因ではありませんし、グルテンを避ければ必ず妊娠できるわけではありません。しかし、不妊症に悩む女性は、グルテンの摂取量を減らしてみることで、自分の体調やホルモンバランスに変化があるかどうかを観察してみることをおすすめします。グルテンフリーの食品や穀物も市場に増えていますし、野菜や果物、肉や魚などのタンパク質源を中心としたバランスの良い食事を心がけましょう。
グルテンを含む食品？関係する症状と避けると得られる効果について
グルテンとは、小麦粉に水を加えてこねることでできる成分のことです。小麦粉には「グルテニン」と「グリアジン」という2種類のたんぱく質が含まれていて、こねることで絡み合って「グルテン」に変化します。グルテンには食品に粘り気と弾力を与える効果があり、パスタやうどんのもちっとした食感や、パンのふわふわとした食感がそれです。
グルテンを含む食品には何があるでしょう。
- 小麦粉、ライ麦粉
- パン、ライ麦パン
- パンケーキ、ホットケーキ
- ドーナツ、スコーン、マフィン、クッキー
- そのほか、焼き菓子やスナック菓子全般
- ケーキ類
- ピザ、パスタ、スパゲティ
- スープ類
- コーンフレーク、シリアル
- シチューやカレー
- ラーメン
- そば（十割そば除く）、うどん
- フライの衣、てんぷらの衣
- ハンバーグ（つなぎにパン粉を使用）
- たこ焼き、明石焼き、お好み焼き
- あんまん、カレーまん、中華まんなど
- 餃子、焼売、ワンタン
- 各種ソース、ドレッシング、しょうゆ
- スパイス（固着防止剤としてグルテン使用）
- 加工食品や食肉加工食品（結着材に小麦を使用）
並べてみるとこれ以外にもまだまだあります。
これらの食品は日本人の食生活に欠かせないものになっています。
グルテンは、小麦アレルギーやセリアック病、グルテン不耐性などの原因物質の一つです。
これらの症状は、グルテンを摂取すると腸内で炎症が起こり、消化不良や栄養不足、免疫異常などを引き起こします。
また、グルテンは腸壁を傷つけて「リーキーガット」という状態を作り出し、腸内細菌や毒素が血液に流れ込んで全身に悪影響を及ぼすこともあります。
不妊症以外にもグルテンを避けることで得られる効果はたくさん！
- アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー症状が改善される
- 肌荒れやニキビが減る
- 便秘や下痢などの消化器系の不調が解消される
- 頭痛や倦怠感などの神経系の不調が改善される
- 肥満や糖尿病などの生活習慣病の予防や改善に役立つ
- 精神的な安定や集中力の向上に効果的
これらの効果や事例は、個人差があるため一概に言えませんが、グルテンフリーを実践してみる価値はあると思います。
グルテンフリーを実践すると３か月で随分と体調が変化している事に気づかれることと思います。
妊娠中も上記のような症状が現れることは非常に多くあり、グルテンフリーにしたおかげで快適なマタニティーライフに繋がります。
グルテンフリーでは小麦製品を避けるため、米粉や大豆粉などの代用品を使った食品を選ぶ必要があります。しかし、最近ではグルテンフリーの食品も多く開発されており、おいしく楽しめるものもあります。
グルテンフリーの食事に変えるコツと注意点
かつての日本人はグルテンの入っていない食生活をしていた為、元の日本食に戻るだけでも随分と避けられるはずです。
難しく考えず、日本人に合った食文化を見直す良い機会にしてみて下さい。
グルテンフリーの食事は、健康的でバランスの取れた食事にもなり得ます。グルテンフリーの食事を始めるには、以下のことに注意しましょう。
小麦粉の代替品を探す。
小麦粉はグルテンを含むため、グルテンフリーの食事では使えません。代わりに、米粉やトウモロコシ粉、そば粉やアマランサス粉などのグルテンフリーの粉を使いましょう。これらの粉は、パンやクッキーなどの焼き菓子にも使えます。
レシピを工夫する。
グルテンフリーの食事では、パスタやラーメンなどの麺類も避ける必要があります。代わりに、こんにゃくや春雨などの低カロリーでグルテンフリーの麺類を使いましょう。また、ソースやドレッシングにもグルテンが含まれる場合があるので、ラベルをよく読んで確認しましょう。自分で作る場合は、醤油やみりんなどの調味料にも注意しましょう。グルテンフリーの調味料を選ぶか、りんご酢やレモン汁などで代用しましょう。
栄養バランスを考える。
グルテンフリーの食事では、穀物から摂取できるビタミンやミネラルが不足しがちになります。そのため、野菜や果物、豆類やナッツなどの植物性食品を多く摂ることが大切です。また、肉や魚、卵や乳製品などの動物性食品もバランスよく摂りましょう。これらの食品は、タンパク質やカルシウムなどの必須栄養素を提供します。
まとめ
様々な症状に対して薬でカラダを変えようとする事はリスクが伴います。
グルテンフリーの食事は不妊症の改善に役立つ可能性があるという研究から、グルテンに対してアレルギーや不耐症を持つ人は、消化器官や免疫系に悪影響を及ぼすことがあり、これが不妊症の原因だとしたら試してみる価値はあるのではないでしょうか？
先ずは生活習慣を見直すことから始めるのが今後の人生を素敵な時間にするために必要だと思いませんか？
グルテンフリーの食事を始める前に、自分がグルテンに対して敏感かどうかを確認する方法があります。
血液検査やスキンテストなどでアレルギーの有無を調べることができます。
他にも、一定期間グルテンを含む食品を避けてみて、体調や不妊症の症状に変化があるかを観察することもできます。
グルテンフリーの食事は、穀物や加工食品を避けて、野菜や果物、肉や魚、豆類などの自然な食品を中心に摂ることです。
あれこれ考えすぎて分からなくなっている時にはいつでもご相談ください。
当院では、グルテンフリーの食事だけでなく体質改善に必要な情報の中からあなたの生活、仕事などの状態に合わせた方法を提案しております。
今回のグルテンフリーの食事もひとつの方法ですが、あなたの生活習慣を見直し施術を組み合わせることで、不妊治療サポートを受けられて誕生したお子さんはママを選んで良かったと話してくれると思います。
健康とは何かを悩み考えてたどり着いた答えは、あなた自身の健康を取り戻すことに尽きます。
そこには「産む力」を取り戻すというはっきりとした目標があるのではないですか？
現在：今の自分は健康だと思い込んでいた…
未来：健康を手に入れて目標も達成！快適に育児が出来るカラダを手に入れた。
考えすぎずに今すぐ実践すると違う世界が見られると思いますよ。
